2019年10月 3日 (木)

楽曲カードの幅を69.5mmに変更

オルガニートのカード幅は、これまで 70mm で作成していましたが、「33弁αオルゴール」の企画・販売元のサイトで、69.5mm で作るようにという情報が提供されましたので、楽々オルガニートのカード幅もそれに合わせました。Ver. 2.03 をこちらのブログ記事にあるリンクからダウンロードすることができます。カード幅について詳しくは、音のキャンバスのサイトにある日記(2019 年 9 月 12 日)をご覧ください。

20 弁と 33 弁の楽曲カードを 69.5mm にしました。30 弁については、標準添付されている用紙の幅が 69mm ですので、変更しませんでした。なお、33 弁用では、69mm という幅も選択できます。69.5mm で作ったときに高音域で音抜けが発生するようでしたら、69mm をお試しください(こちらのブログ記事を参照)。

 

2019年8月19日 (月)

33弁αオルゴールのカード幅の検討

このところ、すっかり「33弁αオルゴール」にはまっています。素晴らしい音と響きです。

ただ、自作したカードを演奏していると、時々「鳴らない音」があることに気付きました。特に高音域の音が鳴らないことがあります。そこで、いろいろと試行錯誤したところ、カード幅を 69mm にすれば音抜けが発生しにくいことが分かりました。オルガニートのメカの個体差なんでしょうかね。

「楽々オルガニート」では、33音用の楽曲カードを作るときに、カード幅を「69mm」と「70mm」のどちらにするか選択できるようにしました。こちらのブログ記事からダウンロードできます。どちらの幅がよいか実験するためのカードを作りましたので、どうぞお試しください。

20190819_cardwidth

音が鳴らなくなった場合: 音符入力時の音が鳴らなくなった場合や、MIDI 試聴の音が鳴らなくなった場合は、「楽々オルガニート」のメインメニューパネルで「MIDI 機能」タブをクリックすると、回復することがあります。

2019年8月12日 (月)

楽々オルガニート Ver. 2.00 と MIDI インポートの活用例

「楽々オルガニート」は、ベクターのサイトからダウンロードできます。
 説明書の PDF ファイルはこちらです。

 

シート式オルガニート用の楽曲シートの編曲/作成ソフト「楽々オルガニート」のバージョン 2.03 をご紹介します。[2019/10/3 更新 : バージョンを 2.02b から 2.03 に更新しました。]

  • 33 弁オルガニートに対応しました。
  • MIDIファイルをインポートできるようになりました。
  • 音符の入力時に音程が鳴るようになりました(Ver. 2.01)。
  • 33音用のカード幅で 69mm を選択できるようになりました(Ver. 2.02)。詳細は、こちらの記事をご覧ください。
  • 音符の臨時記号の解釈に関するバグを修正しました
  • 音符入力時に音符を鳴らせるかどうかのチェックが実行されないバグを修正しました(Ver. 2.02a)
  • 20音用に音符を入力する時に「参照音」が鳴らないバグを修正しました(Ver. 2.02b)
  • 20音/33音用の楽曲カードの幅を69.5mmに変更しました(Ver. 2.03)。

用紙について: これまで「楽々オルガニート」の説明書などで写真用の光沢紙をお勧めしていましたが、「33弁αオルゴール」の製作・販売元にアドバイスを求めたところ、光沢紙は滑りが悪いとのことでした。代わりにコクヨのケント紙(0.22mm)を試したところ、なかなか良い感触でした。薄めですが、しっかりと腰のある紙です。アマゾンで入手できます。

この記事では、新しい「MIDI インポート」機能について、具体的な活用例をご紹介しようと思います。細かい操作手順は「楽々オルガニート」の説明書(PDF ファイル(2.51 MB))をご覧ください。

MIDI ファイルを操作するとき、MuseScroe 3 という無料のソフトウェアがあると便利です(https://musescore.org/ja)。MIDI ファイルを開いて楽譜に変換できます。

「楽々オルガニート」の制限事項として、入力できる音符の最短は 16 分音符です。また、三連符を入力することはできません。さらに、オルガニートの一般的な制限として、同じ音程を連打するには 4 分音符以上の間隔をあける必要があります。MIDI データをあらかじめ楽譜にして表示してみると、このような制限に引っかからないかどうか確認できます。MIDI データそのものに「調号」の設定が含まれていない場合でも、MuseScore 3 が自動的に調号を判断して楽譜に記載してくれます。

いったん MuseScore 3 で開いた MIDI データを、改めて MIDI 形式でエクスポートすることもできます。これを行うと、MIDI データがある程度「整形」されるようで、楽々オルガニートにインポートしたときに、音符の入力間隔が「きれいに」なるという効果があるようです。また、MIDI データに調号の設定を組み込んでくれるのも便利です。

[MIDI インポートの活用例]

一例として、「オルゴールの音色の MIDI 素材集」(http://home.g01.itscom.net/midi/)というサイトの「クラシックの名曲集-1」から「バッハのメヌエット」をダウンロードしてみましょう。bwv114.midというファイルです。なお、この実例では「33音」オルガニートを使用しました。「30音」でもまずまずの結果が得られます。

この MIDI ファイルを先ほどの MuseScore 3 という楽譜ソフトで開くと、32 分音符のような短い間隔の音符がかなり出ています。また、調号が「♭ 3つ」であることがわかります。

試しに、このMIDIファイルをそのまま「楽々オルガニート」にインポートしてみましょう。「MIDI 機能」タブにある「MIDI をインポート」ボタンをクリックしてください。

20190811_midi

ファイルを開くと、次のようなメッセージが出ます。

20190805-_midi_

この MIDI データには調号が指定されていませんので、いったん「キャンセル」して、「楽々オルガニート」のメニューパネルの「譜面作成」タブで「調号」を「♭ 3つ」に設定します。その後、もう一度MIDIファイルのインポートを実行します。

次のような「MIDI トラックのインポート調整」パネルが表示されたら、MIDI データのオクターブを「演奏可能な音域」に収まるように調整します。まず、トラック①は「-2」がよさそうです。次にトラック②は「-1」でも「演奏可能範囲」に収まりますが、伴奏パートですので、「-2」にして低音域に収まるようにします。トラック③も「-2」がよいでしょう。

20190805_midi

「続行」ボタンをクリックすると、楽譜が「譜面」タブにインポートされます。これを「MIDI 機能」タブから試聴してみましょう。残念! 音符の間隔が正しく読み込まれていないようで、リズムが崩れています。手作業で直すことも考えられますが、ここで、MuseScore 3 の力を借りてみましょう。

ダウンロードした bwv114.mid を MuseScore 3 で開き、「ファイル」→「エクスポート」メニューで「bwv114_2.mid」という名前でMIDIファイルをエクスポートします。これを「楽々オルガニート」にインポートしてみてください。いかがですか? 今度はリズムが正しく再生されます。

ここで、「譜面作成」タブの「小節数」を、実際の小節数である「32」に設定し、「譜面を準備する」ボタンをクリックしてください。これを忘れると、楽曲カードを作成したときに、音符のないカードがたくさんできてしまいます。

このあと、「楽曲カードの作成」を実施します。すると、鳴らせない音が検出されます。Excelの「譜面」タブを見ると、鳴らせない音にマーカーが付いていますので、調整してください。

20190805_midi_

これで完成です!

[出来映えは?]

今回は、インターネットで入手した MIDI データをソフトウェアで少し加工しただけで、この曲を自作することができましたので、驚きです。

 

MIDI データの入手先としては、インターネットで検索すると、「オルゴール風」として公開されている MIDI ファイルがいろいろ見つかります。また、「33弁αオルゴール」用のソフト「音のキャンバス」で使用できるように公開されている MIDI ファイル(http://www007.upp.so-net.ne.jp/einstein/hamaji/works.htm)も、「楽々オルガニート」にインポートしして 30 弁オルガニート用にすることができますので、便利になりました。どうぞお試しください。

 

 

2019年8月10日 (土)

念願の33弁αオルゴールを買った

以前に書きましたが、最初にオルガニートを購入するとき、思い切って高価な33弁のオルガニートを買おうと思っていました。しかし、残念ながら在庫切れで、再販の見通しは立っていないとのことでした。最初に購入した日本製の20弁オルガニートもたいへん気に入りましたが、どうしても半音を出したいので、安価な30弁のオルガニート(中国製)を買いました。そのあたりの遍歴は、このブログに書いたとおりです。

ただ、品質が今ひとつなので、日本製が再販されたらよいのになぁ、と思っていました。そうこうしているうちに、2018年12月、近日中にリニューアルして再販予定というニュースを製作・販売元の音のキャンバスのサイトで見つけました。「33弁αオルゴール」です。注文が再開されるまで首を長くして待ち、そしてついに、2019年8月7日に手元に届きました。

33notesalpha

サンプルのカードが6枚も付属しているので、すぐに演奏してみることができました。素晴らしい響きです! 瑞々しい響きで、透明感があり、余韻が箱の中で心地よく響きます。最低音から最高音までバランスよく鳴ってくれます。音が濁るということがなく、染み通るような音です。

中国製は、ハンドルを回すとき非常に重く、一定の速度で回すのが難しいのが難点でした。しかし、33弁αオルゴールは、ハンドルが実にスムースに回ります。安心して音楽に浸ることができます。

オルガニートの魅力は、いつでも「生演奏」を聴けることです。櫛刃を爪ではじいた音が、オルガニートの箱の中で響いている「生の音」をそのまま聴くことができます。これには、PC で生成した電子音楽や CD などに録音した音楽にはない、独特の魅力があると私は感じています。

この33弁オルガニートは、中国製のオルガニートとは文字通り「桁の違う」金額ですが、品質の素晴らしさはこの価格差を超えていると思います。とても高級な「楽器」を手に入れた気分で、嬉しくなりました。アマゾン等で中国製を購入し、さらに上を楽しみたくなった方には、自信を持ってお勧めできる素晴らしい製品です。

なお、33弁αオルゴールで自作の曲を楽しむには、Windows PC とプリンターが必須です。製品に標準添付されている「音のキャンバス」というソフトウェアでカードを作成し、適度な厚みの紙にプリンターで印刷し、細長くカットし、付属のパンチで穴を開けることになります。私の「楽々オルガニート」も、この機会に 33 弁に対応しましたので、お使いいただけます。近日中に公開予定です。

2019年7月17日 (水)

説明書の補足 - カードの印刷方法

「楽々オルガニート」を試したユーザーさんから、質問メールが届きました。説明書に舌足らずな部分がありますので、このブログ投稿で補足させていただきます。

作成した楽曲カードをプリンターで印刷するときは、楽々オルガニートで「楽曲カードの作成」を実行した後、Excel 画面の左下にある「印刷用カード(1)」タブをクリックしてください。



すると、Excel 画面に穴開けマークの入った楽曲カードが表示されます。この状態で、Excel の印刷機能を使って楽曲コードをプリントすることができます。

質問をお送りくださった方にはメールでも返信しましたが、私からのメールは「迷惑メール」フォルダーに入ってしまう可能性が高いですので、もし返信が届かない場合は、メールプロバイダーの「迷惑メール」フォルダーを確かめていただければ幸いです。


2019年5月10日 (金)

楽々オルガニートの修正版

[2019/8/17 追記] 機能を追加したバージョン 2.01 を公開しました。こちらのブログ記事をご覧ください

[2019/5/20 追記]申し訳ありません。再々修正です。印刷サイズをさらに微調整しました。下記にリンクしたバージョン 1.00i が最新版です。

[2019/5/18 追記]たびたび申し訳ありません。再修正です。印刷サイズをもう一息 微調整しました。下記にリンクしたバージョン 1.00h が最新版です。

速いもので、「楽々オルガニート」を公開してから半年が経過しました。20 弁オルガニートの楽曲カードの寸法が微妙にずれていることに気づきましたので、修正版をリリースいたします。バージョン 1.00i です。こちら (4.03MB) からダウンロードできます。Microsoft Edge または Internet Explorer の場合は、リンクをクリックした後、画面の下に表示される [実行] ボタンをクリックすれば、インストールできます。Google Chrome の場合は、いったんダウンロードし、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールしてください。

Rakuraku_welcome_100i

このツールは、元々 30 弁オルガニート用に作成したものを後から 20 弁オルガニートにも対応させたのですが、楽曲カードの穴開け位置の寸法が 30 弁と 20 弁で微妙に違っているんですね。確認が甘かったと反省しております。久しぶりに楽々オルガニートを使って楽曲カードを作ってみたところ、一部の音が鳴らないので、気づきました。純正のカードでは最低音から最高音までの高さが 47mm なのですが、修正前の楽々オルガニートでは 48mm になっていました。

このバージョンアップでは、Office 365 版の Excel で楽曲カードの印刷幅が狭くなる問題も改善しました。いつの時点からこの問題が起きていたのかは不明なのですが、本来、A4横にちょうど収まる横幅に印刷されるはずのところが、80% ほど狭い幅になっていました。この問題は、永続版の Microsoft Office に含まれている Excel 2016 では起きていません。

既に作成した楽曲ファイルに含まれているマクロをバージョンアップするには、上記の「ようこそ」画面にある「Update」ボタンを使用します。手順については、最新版の説明書の 14 ページをご覧ください。

どちらの問題についても、対応が非常に遅くなり、お使いくださっている皆様にはご不便をおかけして申し訳ありませんでした。何か不具合にお気づきの際は、メールでお知らせいただければ幸いです。

 

2018年12月 8日 (土)

楽々オルガニートを公開した

お待たせしました! オルガニート楽曲シートの編曲/作成ツール「楽々オルガニート」を無料のソフトウェアとして公開しました。Vector (ベクター) のサイトからダウンロードできます。

[2019/8/12 追記] 機能を追加したバージョン 2.00 を公開しました。こちらのブログ記事をご覧ください

[2019/5/10 追記] 楽曲カードの印刷幅の問題を改善した修正版を公開しました。こちらのブログ記事をご覧ください。

このフリーウェアは Windows 7 / 8.1 / 10 で動作し、PC に Microsoft Excel 2010 / 2013 / 2016 をインストールしておく必要があります。Office 365 から PC にインストールする Excel でも動作します。Excel の VBA マクロで作成したアプリです。日本製の 20 弁オルガニート(楽天で見る)と、中国製の 30 弁オルガニート(アマゾンで見る)に対応しています。楽曲シートは市販の A4 用紙にプリンターで印刷し、切り分けて作成します。A4 1 枚から「2 段」を作成し、4 分の 4 拍子で 16 小節分が入ります。詳しくは、説明書の PDF ファイルをご覧ください。 PDF ファイルのダウンロード (2726.7K)

このソフトでできることは:

① 曲の譜面を入力する 五線譜を模した Excel シートに音符を入力していきます。ダブルクリックで音符「●」を入力できます。半音の出る30弁オルガニートの場合は、五線譜の左端に「調号」を記入したり、音符として「♭」「♯」「N」(ナチュラル) を入力したりできます。基本的には Excel のシートですので、コピー&ペーストを行うこともできます。



② 入力した曲を試聴する 入力した楽譜を PC で演奏できますので、編曲しながら、納得いくまで音を確認できます。

③ 楽曲シートを印刷する Excel の印刷機能を使って、穴開けマーカーのついた楽曲シートを A4 の用紙にプリントします。切り取り線に沿って切り離し、オルガニートに付属のパンチで穴を開け、曲に必要な枚数をメンディングテープで貼り付けていけば完成です。

ここで紹介しているのは「故郷」で、フラットが1つ付いた調です。メロディーラインで半音の出る30音オルガニートでは、移調したり、半音なしで工夫したりする必要がないため、編曲が楽です。You Tubeにアップロードしましたので、よろしければお聞きください(あいかわらず演奏が下手です…)。

この演奏には、私が最初に手に入れた中国製 30 音 (30 弁) オルガニート(ギアが樹脂製)と類似したムーブメントで、手回し機構のギアが銅製になっているもの(アマゾンで見る)を使いました。今アマゾンで見ると、ムーブメント単体では割高になっていますね。ボックス付きのものがお買い得かもしれません。

ギアが樹脂製のムーブメントは、ギアの耐久性に難があり、私は、壊れてしまいそうになるのをビクビクしながら演奏していました。その点、銅製のほうはもう少し耐久性がありそうです。ただ、ギアの擦れる音が大きいのが難点かもしれません。

しかし、私も妻もこのムーブメントがたいへん気に入りました。音の響きが豊かなんです。よく聴いてみると、高音部や低音部の響きがやや弱いのですが、全体としてはゆたかな響きを楽しめます。オルガニートの良いところは、一般的なオルゴールよりも大きい櫛歯をはじいて音を鳴らしているため、響きにゆとりがあることです。その音を生演奏で聴けますますので、録音したものを聴くよりもいっそう心地よく感じ、リラックスできます。

ぜひ一度試してみてください。

 

2018年12月 1日 (土)

楽々オルガニートをベクターに登録依頼した

本日、オルガニート楽曲シートの編曲/作成ツール「楽々オルガニート」をVector (ベクター) のサイトに登録依頼しました。

このフリーウェアは Windows 7 / 8.1 / 10 で動作し、PC に Microsoft Excel 2010 / 2013 / 2016 をインストールしておく必要があります。Office 365 から PC にインストールする Excel でも動作します。Excel の VBA マクロで作成したアプリです。日本製の 20 弁オルガニートと、中国製の 30 弁オルガニートに対応しています。楽曲シートは市販の A4 用紙にプリンターで印刷し、切り分けて作成します。A4 1 枚から「2 段」を作成し、4 分の 4 拍子で 16 小節分が入ります。詳しくは、説明書の PDF ファイルをご覧ください。

ソフトを無料でダウンロードして使用できるようにになるまで、もうしばらくお待ちください。

2018年10月 7日 (日)

30音オルガニートを試した

半音の出るオルガニートを探していたところ、アマゾンで「30ノート 手回し DIY 音楽 創作オルゴール機械 ムーブメント」(アマゾンで見る)という30音オルガニートが販売されていることを知りました。

中国製30音オルガニート

評価を読むと耐久性にやや難があるようですが、安価ですので、ぜひ試したいと思って購入しました(注文した約1週間後に中国から到着)。日本に在庫がある場合と、中国からの発送になる場合があるようです。

届いてみると、まず「楽曲カード」の音程を見定めるのに苦労しました。アマゾンのレビューを参考にしてなんとか理解し、とりあえずちょっとしたメロディーを穴開けして鳴らそうとしました。これがまた難航…。付属のカードに付属のパンチ具で穴を開けてオルガニートのムーブメントに差し込んでハンドルを回すと、白い樹脂製の歯車のあたりでガチャガチャと音がして進んでいきません。

そこでテスト用のシートとして、付属のシートを20cmほどに短く切ったもので挑戦を続けます。

最初は穴開けの位置を間違えたようで、半音ずれた奇妙な和音が出ました。苦労しているうちに、ようやく意図したとおりの音が出ます。やはり中国製は駄目なのかなぁ。

これは後になってから分かったことなのですが、このムーブメントは、標準添付の楽曲シートでは厚みがありすぎて歯車に負担がかかるようです(この辺りのことは、また後日)。また、付属のカードでは罫線が細かくて、音程に合わせて穴を開けるのに非常に苦労します。ピアノを弾ける方なら、場所を見分けるのがもう少し楽なのでしょうが、これは私には無理だと早々にあきらめてしまいした。

オルガニートについてネットで調べている間に、楽曲シートに開ける穴位置をプリントしてくれるソフト「音のキャンバス」があることを知りました。このソフトは古くから活躍していたようですが、残念ながら最近のWindows 10では動かなくなったとのことです(追記: 2018/11/6時点の情報では、現在のWindows 10では動くそうです)。また、中国製の30弁オルガニートには対応していません。

それならば、自分でツールを作ってみよう! と思ったのが始まりでした。最初はとりあえず穴位置のプリントだけできるものを突貫工事で作り、ぜひ30音オルガニートで鳴らしてみたいと思っていた曲を作ってみました。

You Tubeにアップロードしましたので、よろしければお聞きください(演奏が下手です…)。

それにしても、録画して聞くと、ハンドルを回す音がずいぶん大きいんですね。それに「がりがり」という音が入りますが、これはオルガニートを駆動している樹脂製の歯車に無理がかかっている状況です。これがひどくなると、オルガニートを回せなくなります。ちなみに、この曲では「同じ音程を八分音符で連打」する箇所が多く登場します。オルガニートは、その構造上の制限として、同じ音程を八分音符で連打することができません。そこでこの曲は、楽曲カード上に穴を開けるときに「1マスを8分音符と見なす」方法で演奏シートを作りました。近く公開予定のオルガニート楽曲カードの編曲/作成ツール「楽々オルガニート」にもこの機能を付けました。

これはいい! 苦労した甲斐があります。最初に手に入れた日本製の20音オルガニートのどっしりとして安定した響きには負けるものの、とにかく自分で演奏できるようになったことに満足しました。

この30音オルガニートは、良い共鳴箱に入れると、音の響きが “見違えるほど” 良くなります。最初に手に入れた日本製20音オルガニートの箱の上に置いて演奏すると、たいへん好ましい響きになりました。そこで、この箱を手に入れる目的で、伊豆のオルゴール屋さんで売っている「シート式オルガニート20音 手作り用 白木ケース」(楽天で見る)を買いました。 20音ムーブメントが1つ余りますが、これは保守用の予備にすれば無駄になりません。

その後、そのオルガニートのいくつかの “類似品” が日本語のアマゾンに掲載されるようになり「電動モーター式」と「銅製ギア」を試したのですが、これについては、またの機会に書きたいと思います。

2018年8月 4日 (土)

オルガニートを買った

オルガニートの曲を自分でも作ってみたいと思い、どこで買えるかネットで調べました。伊豆のオルゴール屋さんで手に入ることが分かりました。

20音(20弁)のシート式オルガニートが \8,000(+税)、33音オルガニートが \34,260(+税)とのことです。20音では半音が出ないとのことで、思い切って33音を買おうかと思いましたが、残念ながら品切れで、再販の予定もないとのことでした。本当に残念!!

最初に出会ったオルガニートも20音のようでしたので、このオルゴール屋さんの楽天店で購入しました(実は、購入したのは 2017 年 11 月です。ブログが思いっきり遅れています)。

 


届いて、付属のサンプル曲をさっそく鳴らしてみると、これはもう虜(とりこ)になりました。なんと奥行きのある、なんと美しく響く音!!

実は、半音が出ないことを考慮に入れて、ドボルザークの「新世界より」の第二楽章からとった「遠き山に日は落ちて」(家路)という曲を作ろうと決めていました。次のような楽譜がネットで手に入ります。

基本的に半音は出てこないのですが(もっとも終了間際に非常に印象的な半音が登場しますが)、それよりもハードルの高そうな問題として、オルガニートでは、その構造上の制限として、同じ音程の音を8分音符以内の間隔で「連打」することができないのです。この曲の場合、1小節目からその制限に引っかかってしまいます。

これを克服するために、まったくの素人考えですが、伴奏のパートで8分音符の長さを区切ってみることにしました。鳴らしてみると、「まぁ、これはこれでよいのでは?」と思います。

ブランクの楽曲シートに手書きでマークを付け、付属の穴開けパンチで穴を開け、さっそく鳴らしてみます。出るはずの音が出ない・・・

縦方向の位置がずれると、オルガニートが音を拾ってくれないことがあるようです。少しずらして穴を開け直したりして、なんとか、さまになってきました。まだ音が出ないことがありますが、YouTube の動画をご覧ください。



今後の予定
 ◇ 30音オルガニートへの挑戦
 ◇ 穴マーカーをパソコンでプリントするアプリの作成(ベタですが「楽々オルガニート」と呼ぶことにしました。すでに実際に動いています。今年中には公開したいと思います)

 

«オルガニートに出会った